第1回にほんご読書会(令和6年度福岡よか未来プロジェクト採択事業)
【令和6年度福岡よか未来プロジェクト採択事業】「日本語読書会」の開催について
令和5年6月末時点で、福岡県には93,312人の外国人が暮らしており、この数は全国第9位です(出入国在留管理庁2023)。県内では多くの外国人が暮らし、その数は増加傾向にありますが、図書館検索ツール「カーリル」によれば、公共図書館には日本語学習者向けに開発された段階別日本語読み物がまだあまり所蔵されていません。また、この読み物の存在が図書館司書にもほとんど知られていないのが実情です。
読書は、私たちの考える力、感じる力、想像する力、表現する力、そして、言語知識を育む上で中核的な活動です(文化庁2004)。また、日本国民と同様に外国人も図書館を利用し、国籍によらず誰もが日本語で読書を楽しめる機会を整備する必要があります。
そこで、福岡県内の複数の公共図書館や日本語ボランティア教室において、日本語学習中の外国人住民と日本語ボランティアの方を対象に「日本語読書会」を開催します。読書会では、日本語学習者向けに開発されたレベル別書籍を紹介し、この活用方法をご案内します。
外国人の方は、日本語が読めて簡単な会話ができれば参加可能です。各自のレベルに合った日本語の読み物を時間内にできるだけ多く読むことで、日本語を身につけるとともに、本を読むことの楽しさに触れていただきます。
日本語ボランティアの方には、外国人と同じ読み物を読むことで、 学習者に伝わりやすい日本語の理解を促すとともに、 外国人への日本語支援における「レベル別日本語書籍」の活用法を知っていただき、図書館に所蔵する意義と可能性を認識してもらいたいと考えています。
イベント概要
今年度、複数回、日本語学習中の外国人住民と日本語ボランティアの方を対象に「にほんご読書会」を開催します。外国人の方は、日本語が読めて簡単な会話ができればご参加いただけます!
第1回にほんご読書会 ※終了しました
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