福岡まなびラボ公開イベント「地域とともにつくる新しい学校のかたちとは?」
福岡未来創造プラットフォーム(福岡まなびラボ)主催で、未来の学びをテーマにした対話イベントを開催します。
福岡まなびラボでは、毎月1回、大学・企業・自治体・NPO法人・学生などの幅広い参加者が集まり、「福岡の未来の学び」をテーマとした対話と学びあいの場をひらいています。
6月は『まちの風景をつくる学校~神山の小さな学校が試したこと~』の著者の森山円香さんをお招きして、公開イベントを開催します。
学校と地域。子どもと大人。異なる存在がともに育ちあえるような環境をつくるためには?森山さんは、2016年から徳島県神山町に移り住み、「神山つなぐ公社」のコーディネーターとして高校と地域をつなげる活動に取り組んできました。
高齢化率は5割以上、子どものほとんどが外の高校に進学し、卒業後も地元には残らない。このようなまちのただ一つの公立高校で、森山さんは「教育する側される側」という関係性を越えた、学校と地域がともに育ちあう新しい学びの環境づくりに挑戦してきました。今回のイベントでは、森山さんの6年間の活動のお話をききながら、学校と地域の新しい関係性や未来の可能性について参加者の皆さまと一緒に考えたいと思います。
どなたでも参加できますので、ぜひお気軽にお申込みください。学生の方の参加も大歓迎です。
話題提供者
森山 円香(もりやま まどか) さん(一般社団法人 神山つなぐ公社 理事・ひとづくり担当)
1988年岡山市生まれ。九州大学法学部卒。大学を休学して島根県海士町の教育委員会と公営塾でインターンを経験。復学後にNPO法人ティーチ・フォー・ジャパンの九州支部を設立。
その後地域開発コンサルティングファームに勤め、徳島県神山町の地方創生戦略策定支援や法人設立支援に携わる。
2016年から神山町に移り住み、神山つなぐ公社のひとづくり担当として教育分野で活動。平成23年度九州経済フォーラム地域人材育成賞受賞。2022年5月に著書『まちの風景をつくる』を出版。
ファシリテーター
古賀 正博(こが まさひろ) さん(一般社団法人 福岡中小企業経営者協会 常務理事)
大牟田市出身。1991年九州松下電器に⼊社し⼈事部配属。以来約20年にわたり人事関連業務に従事。2008年に九州大学大学院経済学府産業マネジメント修了(MBA・経営修士)。2010年福岡中⼩企業経営者協会に⼊職。
その他、九州⼤学⾮常勤講師等、教育・就職関連。機関を中⼼に様々な⽴場の職を務める。
2020年に株式会社Role Designを立ち上げ代表を務め、20代30代を対象としたキャリア支援リモートアカデミー「リ・ロード」を主催している。